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らっちゃいブログ

日々の学びと気づきを発信するブログ

フリーランスやってるけど報酬額はこうやって決めた

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受託開発の依頼内容を一通り説明された後、こう聞かれる。

『こういう内容だけど、おいくらくらいですか?』

最初の頃はよくこのように聞き返していた。

『逆にいくらくらいが妥当ですかね?w』

知り合いとはいえ、客に価格を決めさせていた。開発期間も感覚で見積もった。それでもきっとうまくいくと思っていた。社会を舐めきっていたのだ。

結果、こういうことになった。お恥ずかしい限りだ。

racchai.hatenablog.com

このままではいけない。そう思い、報酬の決定方法を確立することにした。このとき、開業からすでに4ヶ月が経っていた。

報酬額の計算式

これは単純に [人月] × [月単価] とすることにした。考えうる最もシンプルな方式だろう。シンプルであればあるほど、説明がしやすいし納得感がある。

それらしい理由を挙げることができたので、これ以外の方法が全く思いつかなかったというのはこの際伏せておこうと思う。

見積もる

受けた仕事を納品するまでに、どのくらいの日数がかかるのかを見積もる必要がある。自慢ではないが、これまで受託開発の経験はほとんどない。なので、見積もり手法など身に付いているはずもなかった。

ひとまず、この4ヶ月で経験したプロジェクトを思い返すことにした。結果、変な汗をかいただけだった。辛い思い出だった。

そしてふと思った。そもそも、見積もりは正確である必要があるのか?

開き直りだった。

最初に正確な見積もりを出したところで、必ず意図しない仕様変更や追加機能は発生するのだ。必ずだ。だったら、すべてを多く見積もっておこう。時間が余ったらその分品質を上げることだってできるし、後から出てきた要望も快く受け入れられる。

開き直ったら強い。正確に見積もることをやめて、日数が足りなくならないことだけを考えて見積もる方針に舵を切った。

ここで、変な汗をかくことも覚悟の上、改めて過去のプロジェクトを思い返してみた。結果、当時感覚で見積もった人月に 1.5 をかけていれば、多少余裕のあるプロジェクトになっていたことがわかった。これで報酬額の計算式と同様、複雑な計算をする必要のない、シンプルな手法に決めることができた。

ちなみにこの 1.5 をかけるというのが本当に絶妙で、ちょっとした考慮漏れや仕様変更なら軽く吸収してくれる上、週1,2回の定休日を設定することさえ可能となった。

それまで定休日という発想自体がなかったため、毎週休みが来るというのが非常に斬新だった。フリーランスだって休んでもよいのだ。

定休日を設定したことで、決して余裕のあるスケジュールとは言えなくなってしまった。そのかわり、深夜まで作業することもほとんどなくなった。

これで心の健康は守られた。

月単価

次は月単価の決定だ。まず、世間ではどのくらいが相場なのかを調べることにした。敵を知り、己を知れば、百戦危うからずだ。使いどころはあっているだろうか。

いろいろサイトやブログを読み漁ったところ、どうやら60 - 90万円が相場であることがわかった。

同じような価格でやっていては仕事がもらえないかもしれない。固定客が付くまでは相場よりも安く設定しておこう。

弱気な考えで月単価は 50 万円とした。ちなみに固定客がついたいまでもこの価格は変えていない。いまではこれがお得意様価格でもあるのだ。

そのかわり、絶対にこれ以上価格を落とすことはしないことに決めた。すでに相場より安いのだから、これ以上下げれないの一点張りで押し通すことにした。

まとめ

ここまでの検討で、以下のような計算式が出来上がった。

報酬額=(感覚で見積もった人月 * 1.5)  * 50

すばらしくシンプルだ。雑とも言える。雑と思われる方が大多数かもしれない。でもいいのだ。

この計算式が出来て以降、いつもの質問がきても焦らなくて済むようになったのだから。

『こういう内容だけど、おいくらくらいですか?』

(大体2ヶ月くらい掛かりそうだからそれに1.5をかけて)3ヶ月くらいかかるので、(3ヶ月 * 50 で) 150万円ほどになります!(キリッ)