子供が産まれて激変した日常を語ってみる
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朝
6:00
まず朝が早い。6時には子供に叩き起こされる。ここ10年は8時近くに起きる生活を続けていたため、非常につらい。とはいえ、寝起きの子供はご機嫌でマジ天使なので10分ほどいちゃつく。
6:10
朝起きたらまずやること。それは子供の体温を測ることだ。熱があったら保育園に預けられないし、病院に連れていかなければならない。
6:20
体温を測ったら子供にごはんを食べさせる。朝食は私より早起きしている妻が作ってくれている。朝食を食べさせるのには平均して30分はかかる。地味に大変な作業だ。最近は自分が食べる時間がないので、食べさせながらコップ一杯の野菜ジュースを飲んで済ませることが多い。ご飯をゆっくり食べれない、またはそもそも食べる時間がないというのは育児あるあるだろう。
6:50
朝食が終わったら、オムツ替えと着替えだ。大抵ご飯を食べながら力んでいるので、保育園に行く前に必ず替えておく必要がある。個人差はあると思うが、暴れるのでそうやすやすとは替えさせてくれない。少しでもおとなしくしてくれるよう、おもちゃで気を引くが気持ちの強さで起き上がってくる。頻繁にまだ拭いていない生のお尻が床についてしまうのが悩みだ。
7:00
朝食の後片付けと洗い物をする。特に子供の食器類は帰宅してすぐ使うものなので、このタイミングで洗っておかないと後が大変になる。
7:20
ここから自分の準備をするわけだが、保育園の都合もあり7:30には出発する必要がある。以前は朝シャワーを浴びるのが日課だったが、もうそんなものは夢のまた夢だ。ささっと着替えて髪を整える程度で準備を終える。トイレに行く暇はなくはないが、しゃがんでいるほどは時間はない。朝にお腹を下すことの多い私にとって、これは地獄だ。
妻はこのあたりで家を出るのでここからは完全に一人での対応となる。
7:35
満身創痍で準備を終えるも、家を出るのは結局7:35になってしまうことが多い。出発が遅れた分は保育園までの移動で取り戻すしかない。息つく暇もないのだ。保育園に着く頃には、満身創痍を通り越して燃えカスになっている。
これが我が家の朝の日常だ。雨が降った日はもっと深刻な事態となることは想像できるだろうか。考えたくもないのでここで詳しく書くことはやめておこうと思う。
次は夜の話に移る。
夜
保育園のお迎えは妻の仕事だ。17時にお迎えにいき、帰宅後子供に夕食を食べさせ、その後遊んでほしいと泣き叫び暴れる子供とケンカしながら自分たちの夕食を用意してくれている。正直、どうやって作っているのか自分には理解できない。密室殺人なみのトリックがないと不可能だと思う。
19:00
帰宅すると、そうやって苦労して作った夕食が待っている。が、その前に手洗いうがいをして着替えを済ます。
19:15
ようやく夕食にありつける。しかし、ここでもゆっくりは食べていられない。ささっと食べないと、次は子供のお風呂が待っているのだ。
なぜそこまで急ぐのかわからない方のために言っておくと、ここでゆっくりしてしまうとどんどん寝る時間が遅くなっていくのだ。次の日も6時起床が約束されているので早く寝ないとやってられない。
19:45
お風呂は前日の夜に洗ってあり、夕食開始とともに湯沸かしボタンを押す運用になっている。そうすることで、食べ終わったら即入浴可能状態となる。
お風呂は入れる係と外でサポートする係に分けられる。それぞれでノウハウがあるため、役割はどちらかに固定されるのが一般的だと思う。私はお風呂に入れる担当だ。二人でこなす分にはそこまで大変ではないが、これを一人でやろうとすると一気に難易度が上がる。一人で子供二人をお風呂に入れているという話を聞くと、神を見たような気持ちになるのは私だけだろうか。
お風呂から上がったら全身にベビーワセリンを塗り、着替えさせ、水分を取らせる。そして必要に応じて爪を切る。この辺りは妻の仕事だ。
20:15
ここから、いろいろと仕上がった子供を預かり、寝かしつけ始める。絵本を読んだりオルゴールを流したりして、なんだかんだで入眠するのは21時近い時間になる。
20:50
ようやく自由時間だ。
とはならない。ここから保育園で出た洗濯物を洗い始める。お風呂のお湯を使うのでどうしてもスタートがこの時間になってしまう。
洗濯機を待つ間、洗い物をする。これをやっておかないと次の日の子供の朝ごはんに支障が出るのだ。洗い物が終わったら、洗濯が終わるまでしばしの休憩が許される。
21:20
休憩もそこそこに、洗濯物をほす。この作業はテレビを見ながらできるので娯楽に近い。洗濯物をほし終わり、前日の乾いた洗濯物をたたんだところで、一日のタスクが完了となる。
21:40
ここからが自由時間だ。ブログを書いたりメールやFacebookメッセージ等に着信している仕事の連絡に返事をするのはこの時間を利用している。結局仕事をしているので自由時間という自覚はほぼない。
23:00
いろいろ片付いたところで就寝となる。
??:??
ここで終わらないのが育児の大変なところで、このあと数時間おきに子供が泣くのでその対応をする。この時間が最も辛い。
こうして何度か起こされつつ、まとまった睡眠時間を取れないまま朝を迎える。この睡眠不足感を想像しながら、本記事のスタートに戻ってみてほしい。ようやく深い眠りについたタイミングで天使が顔の上を歩いてくるのだ。寝起きのつらさがわかっていただけると思う。
ひとこと
育児は大変だと聞いてはいたが、実際自分がやってみると大変どころの話ではない。本当に過酷だ。
そういえば母は毎日日付が変わるまで家事していた。フルタイムで仕事した上で育児と家事をすべて一人でやっていたのだから、そうなるか。実際の苦労を知り、母への感謝と、父の怠惰さに怒りがわいてきた。
なんて書いていたらもうこんな時間か。明日も早いのでもう寝るとしますおやすみなさい。