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確定申告するなら年末調整しておけ

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今回はサラリーマンの方向けの記事です。

副業、ローン控除の申請等で確定申告をする機会があろうかと思います。そんなときふと疑問に思うのが、確定申告するなら会社で年末調整しなくていい(してはいけない)のでは?ということ。なんとなく、両方やったら二重で申告してるような気分になりますからね。

友人は疑うことなく会社に『今年は確定申告するので年末調整は不要です(キリッ)』とキメたそうです。

別にこれが間違っているわけではありません。しかし、友人に関しては年末調整もしておくべきでした。理由は後述します。

そもそも年末調整とは何なのでしょうか?所得から各種控除額を差し引くことで、払い過ぎた税金を返してもらうというだけの制度ですよね。払い過ぎた税金を返してもらうことなら、確定申告でも可能です。ですので、確定申告するなら年末調整しなくても良いというのはあながち間違っていません。

ですが、個人的には年末調整はしておくことをお勧めします。なぜかといいますと、その方が確定申告が楽だからです。

サラリーマンなら毎年源泉徴収票を会社から受け取りますね?確定申告では源泉徴収票に記載されている数字を確定申告書に転記していく作業があるわけですが、年末調整していない場合、会社からほぼ空欄の源泉徴収票を渡されます。年収額くらいしか書いてありません。

空欄だらけの源泉徴収票を受け取った後待っているのは、空欄を自分で埋める作業です。何を埋めないのかを調べ、税務署のサイト等から対象の計算式を見つけ出し、自分の条件に合わせて計算しなければなりません。私も一度経験しているのでわかりますが、初めてこの作業をやったときは本当にしんどかったです。

所得額等に応じて計算式は違うし、似たような用語も多くて使った計算式自体が正しいのかすらわからない。そして当然計算結果にも自信がない。不安過ぎる。

ほぼ空欄の源泉徴収票を受け取った友人の言葉です。このころ泣き言ばかりいってましたね。こんな言葉を発するほどの不安を抱えるくらいなら、年末調整しておけばいいのです。

では結論です。

確定申告するときも年末調整はしておけ!

っと、結論書いた後ですが、もう一点。

税金やもろもろの計算に興味があって、自分で計算して理解を深めたい!という方にも一言。

悪いことは言いません、年末調整しといてください。自分で計算するのは止めませんが、答え合わせはできた方がいいですからね。

以上!